おなまえ Eメール タイトル メッセージ > 一子相伝親子三代が迎えたてっぺん > 自分が就農した頃、富夫の息子と呼ばれた > > 若くして品評会、県の一番をとってきた親父には、天地ほどの差があった。 > > ずっと背中を見て、後を追って喧嘩しながらやってきた。 > > 品評会のりんごを選ぶことを俺に譲ってくれたとき、正直寂しそうだった。 > ちょうど俺の今の年代で全盛期だったはずだ。 > > それから目標は親父一人、親と子ではない超えていかなければ自分の名前は読んでもらえないプレッシャーと戦ってきた。 > いつしか自分も品評会でてっぺんに上り詰めて、秀明のりんごと呼ばれるようになった。 > 息子はトップに立てて当たり前の境遇からのスタートで、プレッシャーだらけだったと思う。 > 強くするには、いち早く自分が身を引くこと。 > > いつ引くんだろうという思いと、今の全盛期を維持したい思いが交錯する。 > 次世代を育て上げられなくて、何が技術だ。と自分に自問自答する日々。 > 就農前から息子には品評会の全てを教え込んできた。眼力も確信できた。 > 今年、息子に品評会のりんご選びを全て譲った。 > > 正直寂しくてやるせない思いを感じた。親父の気持ちが理解できた気がする > > 親と子の世代交代を誤ると子が死んでしまう。 > ならば譲れる親であれ! > > 自分の全盛期に譲れるまでに成長した息子を見て選果預けた > > 今年の品評会 そのりんごも見事に県のてっぺんに登った > > これから釈迦のりんご園に集う若者を徹底的に鍛えようと思う。 > 息子のライバルが強くなれば、自ずと息子も伸びていく > > 甘やかすつもりはない > > 親子で納得のいくりんごができるまで人づくりは続く > > 園地に入る前に今日も勉強させて欲しいと願い、帰るときに > ありがとうございましたと心で唱えて、 > 初めて見えてくる頂がある > > そこを超えて見える景色は、ライバルはいつも自分だということだ > 参照先 削除キー (英数字で8文字以内) クッキー情報保存 画像認証 (右画像の数字を入力)
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